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『おやすみなさいiPad』 デジタルネイティブの子どもたちへ

   

おやすみなさいおつきさまという絵本をご存じでしょうか。

原本は”Goodnight Moon”。マーガレット・ワイズ・ブラウンによって描かれ、世界で60年以上も愛されている名作絵本です。

私は知らなかったのですが、日本でも雅子様が幼少期の頃に読まれていたということで話題になったようですね。

『おやすみなさいおつきさま』が発行されたのが、終戦間もない1947年。

2011年の技術革新がめざましい現代で、デジタルネイティブな子どもたちにそれを読むのはちょっと古い?

それならば、『おやすみなさいiPad』!!

『おやすみなさいiPad』は『おやすみなさいおつきさま』のパロディ版です。

表紙を見てみましょう。

『Goodnight Moon (おやすみなさいおつきさま)』。
Goodnight Moon

『Goodnight iPad (おやすみなさいiPad)』
Goodnight iPad

内容がとにかくおもしろい。

もともとのストーリーが、主人公の子ウサギが身のまわりのものに「おやすみなさい」と告げていき、やがて眠りにつくというものなんです。

たとえば、手袋、靴下、電話、風船、絵、子猫、ネズミ、星、月、など。

それが『おやすみなさいiPad』では、それらがどんな単語に代わるかというと、、、

iPad、Macbook Air、Nook、LCD搭載HDTV、BOSE 5.1ch ホームシアタースピーカー、ブラックベリー、フェイスブックの友達、YouTubeのおもしろ動画、ツイッター、、、、

そんなガジェットたちにおやすみを言っていくお話。

絵本の出だしを比較するとこんな感じです,

Goodnight iPad

みんな色々と夢中すぎる。(笑)

子どもってそういうガジェットに没頭してついつい寝られなくなってしまいがちじゃないですか。

そこにおばあさんウサギ登場、「もう寝る時間よっ!」と怒って、どんどん窓から捨てていってしまうんです。(笑)

「おやすみなさい、MacBook Air。」 ポイっ。(とても寝られません。)
「おやすみなさい、フェイスブックのお友達。」
「おやすみなさい、電子書籍さんたち。」・・・・

それで、静かになったお部屋でみんなニコニコして寝る話なんです。

また明日になれば、満タンに充電されたiPadと会えるから、、今日は電源を消して寝ようねってことなんでしょうね。

なかなか素敵な絵本でしょう?

 

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