アメリカ高額宝くじ「パワーボール」の仕組みと買い方:ジャックポットの当選確率は?
アメリカで販売されている人気の高額宝くじ「パワーボール」。1月13日にはキャリーオーバーで当選金が約1500億円(13億ドル)まで跳ね上がり、史上最高額を記録しました。
この記事では、パワーボールのルール、仕組みと購入方法を、当選確率とともにお伝えします。
パワーボールのルールと仕組み
パワーボールは、ロト6と同じ数字選択式の宝くじです。ルールもいたってシンプル。
まず、5つの数字を1から69の中から選び、さらにもう一つの番号(パワーボールと呼ばれます)を1から26の中から選びます。
そして、いくつ数字が当たったかによって当選金額が変わってきます。当選者がいない場合、賞金はキャリーオーバーされます。(2016年1月12日現在、1500億円。)
くじは一枚2ドル。
毎週水曜日と土曜日の夜11時にガラガラが回され、その様子はテレビでも放映されます。
当選金額と確率
5つの数字とパワーボールが当たる、つまり全ての数字が揃うのは、およそ3億分の1で、雷に打たれる確率より低いとされています。
5つの数字が揃えってパワーボールは外れで100万ドル、4つの数字とパワーボールで5万ドル、4つの数字、もしくは3つの数字とパワーボールで100ドルとなります。
3つの数字、もしくは2つの数字とパワーボールで7ドル、一つの数字とパワーボールで4ドル、数字は外れたがパワーボールは当たったという場合も4ドルです(その場合の確率は8分の1)。
パワーボールの買い方
ガソリンスタンド併設のコンビニなどで販売しています。カウンターで専用の紙に数字をチェックし、レジに持っていけばOKです。
選ぶのが面倒臭い場合、QP(クイックピック)というところをチェックすれば、機械がランダムに選んでくれます。
購入は18歳以上でないとダメですが、身分証の提示を求められるかはレジの人によってマチマチです。念のため、ID(パスポート)は忘れずに。
クレジットカードは使えません。現金かデビットカードで支払います。
当選金が大変高額なため、29年以上にわたる30回の年金支給という形で当選金は配当される形になります。
1500億円ともなると、もう何が何だかわかりませんが、2ドルで色々妄想できると考えればいい買い物なのかもしれませんね。海外旅行でアメリカへ行く際には是非購入してみては?