『新しいiPad』、日本ではLTE非対応。現状では3Gと通信速度は変わらず
新しいiPadは4G LTE対応と謳われていますが、アメリカ・カナダ国外では周波数帯が異なるため、LTEは非対応となる見込みです。
現状では新しいiPadのLTEに対応しているのはアメリカとカナダだけ。
ソフトバンクモバイルは「現状、(新型iPadが対応している)FDD方式のサービスは始めていないため、LTEは使えない」と説明しており、DC-HSDPAに関しても周波数帯が異なるため対応できないとのこと。
auでも、「今秋にはLTEサービスの提供を開始する予定」(田中孝司社長)としてますが、FDD LTEなのかは現在のところははっきりしていません。(現在、KDDI広報は新しいiPadの発売の可能性について「ノーコメント」としています)
とにかく、たとえ新しいiPadの“Wi-Fi+4G版”のモデルを購入しても、今のところは初代iPadやiPad 2の通信速度と差はないということになります。
しかし、ソフトバンクは先日プラチナバンド(900MHz帯)を獲得しており、HSPA+にも対応していることから、3Gでありながらもエリアによってはスピードが向上する可能性は高いです。
(新しいiPadは900MHz帯のHSPA+に対応)
とにかく、キャリアからのアナウンスを待って、情報が出揃ったところで購入判断したいですね。
ソース:Apple Insider