iOS 6のマップはここが凄い。オフラインでも使用可能、極端に少ないデータ通信量
アップルの株価をも下げてしまったiOS 6のマップ。「欠陥地図」として世間では評価が定着してしまった感がありますが、実はこんな長所があります。
1.Googleマップに比べて、データ通信量が80%オフ。
iOS 6の地図はとにかく軽い。外出先でもさくっと表示されます。同じ住所を検索して、Googleマップでは1.3MBかかっていたのが、アップルの地図ではわずか271KB。
Apple地図はビットマップではなく、ベクターベースなのでこれが可能になりました。
2.オフラインでもズームやルート案内機能が使える。
ローカルにキャッシュしたデータを使い、圏外でも地図を見られます。
え、Googleマップでも可能? いや、iOSのマップはもっと凄いんです。Googleマップを使って、オフラインでズームをするには、あらかじめオンラインでもズームしておき、キャッシュしておかないと駄目でしたが、アップルの地図はそれが必要ありません。一度ある地点をオンラインで表示させれば、その後オフラインで初めてズームしてもちゃんと表示されます。
一度、オンラインで表示させます。
オフラインでズーム出来ます。
さらに、一度オンラインでルート検索をかけておけば、オフラインでもルート案内をやってくれます。もちろん音声付きです。
あとは、情報量がGoogleマップ並になって、渋滞情報なんかも表示してくれれば言うことなしなんですがね。
iOSのマップの代替でYahoo!ロコ地図をダウンロードしましたが、オフライン非対応。やっぱりiOS 6の地図を使います・・・。