ジョブズ氏が全く新しいカメラを求めて接近したLytro社
2012/01/26
生前、ジョブズ氏が変革をもたらしたかったものの、教科書、テレビ、そしてカメラ。そのカメラとはどんなものだったのでしょうか。
近日出版される予定の本、Inside Appleの著者である、Adam Lashinsky氏によると、ジョブズ氏は生前、カメラ会社であるLytro社のCEO, Ren Ng氏とのミーティングを行ったようです。
ジョブズ氏は電話でRen Ng氏にこう言います。
「もし今日の午後君に時間があるなら、会って話がしたい。」
Ng氏はカルフォルニアにひとっ飛び。ジョブズ氏にLytro社のテクノロジーのデモを見せ、カメラとプロダクトデザインについて話し合いました。
Lytro社のカメラとはどんなカメラなのか。
Lytro社のウリはLight Field Camera(ライトフィールドカメラ)。
これまでの画像記録が色と明暗のみだったのに対して、Lytro ライトフィールドカメラはそれらの情報に加えて方向性(ベクトル)も記録する事が可能。
撮影データを元に、写真を撮った後でピント位置を自在に変えることが可能なんです。つまり、撮影時にピントを気にする必要がなくなります。
どんな写真がとれるかは以下のサンプルギャラリーを参照してください。
まるで画像が生きているかのようで、クリック一つでピント位置を変更することが出来ます。
http://www.lytro.com/living-pictures/2327
iPhone 5でLytroのカメラ技術が採用されれば・・・今からワクワクが止まりません。
ソース:iMore