Apple TVをテレビから切り離して音楽生活を一変させる方法【AirPlay】
2016/01/13
iPhoneとApple TVの組み合わせで可能になったAirPlay。AirPlayでミュージックライフを劇的に快適にする方法を紹介します。
Apple TVをテレビから切り離そう
iPhoneからの操作でApple TVに音楽をストリーミング再生させることの出来るAirPlay、とても便利ですよね。
ただ、いちいちテレビの電源を入れて、入力切替をしないといけないのが面倒・・・最近はあんまりAirPlayで曲聴いてないな。Bluetoothスピーカーでも買おうか・・・なんて思っていませんか??
AirPlayを使うのにテレビの電源を入れる必要はありません。Apple TVの電源さえ入っていればOK。
iPhoneで音楽を再生すれば、テレビの電源が入っていなくとも、Apple TVに繋がっているスピーカーからすぐ音楽が鳴る。最高ですね。
そんな風にAirPlayをテレビを介さずストレスフリーに楽しむためにはApple TVの光デジタル出力端子を活用してあげるんです。
まず、PCスピーカーを用意。
もうコレしかないってくらいオススメなのが、BOSE Companion2 II。
Macやテレビの内蔵スピーカーを使ってるなら、1万円ほどの出費で本当にビックリするくらい音が変わります。BOSEブランドのなせる技。
アマゾンのレビューも絶賛の嵐です。
入力が2系統なので、Apple TVとは別にテレビとも接続できます。完璧!
ただ、このスピーカーは光デジタル入力に対応していないので、デジタルからアナログに変換するために、D/Aコンバーター(DAC)が必要になります。(光デジタル入力対応のスピーカーを買えばApple TVと直で繋ぐことができます。ONKYO WAVIO 光デジタル対応アンプ内蔵スピーカー 15W+15W GX-D90(B) /ブラック)
D/Aコンバーターというと、何万、何十万という世界・・・という印象を持つ方も多いと思いますが、ピュアオーディオの専門店、オヤイデ電気から手ごろで高品質なD/Aコンバーター、FiiO D3が発売されています。
コンパクトでデザインも悪くなく、音質も満足。この価格にして最高24bit/192kHzに対応というから驚き。
また、Cypress Technology社のDCT-3も同価格帯では候補に挙がります。
ちなみに、Apple TVの出力サンプリングレートは48kHzなので、間違って44.1kHzのコンバーターを買ってしまうと再生できません。注意。
あと、ケーブル類ですね。
Apple TVとD/Aコンバーター(FiiO D3)の間は光デジタルケーブルで繋ぎます。
D/Aコンバーター(FiiO D3)とスピーカー(BOSE Companion2 II)の間は赤白でおなじみRCAケーブルで繋ぎます。(家を探したら一本は出てくるはず)
ケーブルにも高い値段を出せば良い音になるのでしょうが、ピュアオーディオの世界はハマるとキリがありませんので、ソニー、オーディオテクニカらへんで満足することにします。(笑)
こんな風につないで、
iPhoneから曲をかける時に出力先のスピーカーを選んであげればOK。
これでテレビの電源を付けなくとも、Apple TVのAirPlayを楽しめます。
Bluetoothスピーカーなんて不要!
手元のiPhoneだけで音楽を自在にコントロールできるのって相当快適です。
iPhone+Apple TV+スピーカーでこんなにも便利な音楽環境が実現できると思いませんでした。
追記:この記事のようにDACを使って、iPhoneから音楽をApple TVから再生させようとして、Apple TVがスリープ復帰するときのみ、一瞬だけノイズが出ます。これはDACのせいではく、Apple TVの問題であると思われます。記事中で紹介したFiiO D3だけでなく、同価格帯のCypress DCT-3も試してみましたが、同じでした。DCT-3の方がノイズの程度がかなり低いです。
Apple TVがスリープから復帰していればノイズは出ることはありません。参考までに。
Apple TVに関しては以下の記事も参考にどうぞ!