Macの高音質化計画 :外部スピーカーとDACで音が生まれ変わる!
2012/11/12
Macから出る音楽を出来るだけ良い音質で楽しみたい。多少のコストとスペースを犠牲にしても音質のためなら・・・という訳でセッティングを紹介します。
これまではiPhoneなどを使って気軽に音楽を楽しむ方法などを紹介してきました。
Apple TVをテレビから切り離して音楽生活を一変させる方法【AirPlay】
Airplayなどを使って音楽を楽しむのは気軽でいいのですが、犠牲になるのが音質。無線なのでどうしてもそこは妥協しないといけないところ。
やっぱり音楽はいい音で聴きたい!そんな方の為に、音質をこだわったiMacのセッティングを紹介します。本当に音が変わりますよ。
用意するもの。
まずはiMac。別にMacBook ProやAirなどでも構いません。WindowsでもOK。
DAC。D/Aコンバーター、オーディオインターフェースのことです。
お勧めはアポジーのDuet。これは無理してでも買う価値があります。私もduetの前にM-Audioのものを使ってましたが、duetにしてビックリ。音の透明感に感動しました。
6万とちょっと値段が張りますが、あのアポジーサウンドが6万で手に入ると思えば安いものです。Macユーザーに人気が高いことでも有名です。
やっぱり6万は予算オーバー・・・という場合は、Apogee ONE、M-AudioやEDIROLあたりになってきますね。
え、こんなの無くたってスピーカーとiMacを繋げば音は出るじゃん、余計なものを間に挟めば音が悪くなるんじゃ?と思った方、それは違うのです。
iMacから音が出るのはiMacの中でデジタルの信号をアナログに変えているから。パソコンの内部回路は、周波数の高いCPUやメモリなどがごちゃごちゃ詰まっているのでオーディオ基盤はノイズを直に受けてしまうのです。
どんなに高いビットレートで音をiTunesに取り込んでも、このように音が出る過程で歪んでしまっては元も子もありません。
そこで外付けDACの登場です。デジタルの信号をアナログを変えてアンプで音を出す仕組みをiMacの中でなく、外で行うことによってより良い音質で音楽を出力出来るようになります。
スピーカー。
音の出口です。こだわりたいところですね。PCスピーカーでなく、モニタースピーカーなどにするとかなり違ってきます。(その分場所もとりますが・・・)
個人的におすすめなのが、上の写真のYAMAHA MSP3です。パワードスピーカーですので、アンプ必要無し。
大きさも手頃ですし、価格も一本15000円ほど。本当に素直なスピーカーでそのままの音を色づけ無しで出してくれます。楽器一個一個の音も聞き分けられるほどです。
まぁ、定番どころでもありますので、ネットで検索すればプロのレビューがたくさんヒットします。
ケーブル。
MacだとFireWireがおすすめです。もちろんThunderbolt対応であればそれにこしたことはありませんが、現状としてはThunderbolt対応のDACは少ないですし20万とかします。
iMacはFireWire 800ポートを搭載しておりますが、私の持っているDACがFireWire 400のみ対応だったので、Firewire 6pin-9pin(400-800) を購入しました。
ケーブル類もこだわるとキリがありませんが、オヤイデから出ているものがおすすめです。
さて、duetに付いてきたCD-ROMをiMacにインストールして、Macの設定を行います。
システム環境設定>サウンドで、サウンドを出力する装置の選択を行います。
これで正しくケーブルが繋がれていれば、iMacから出る音は全て外付けスピーカーから出るはずです。
iTunesもYoutubeも驚くほど良い音質で再生されるので、今日はずっと音楽かけっぱなしでした・・・。