iPhoneのマリンバでコンサート中断

iPhoneの人気No.1?の着信音、マリンバがコンサートを中断してしまうというニュースが。

授業中、会議中、映画の上映中・・・思わぬ場所で携帯が鳴ってしまい気まずい思いをしたことはありませんか？

今週の火曜日、ニューヨーク・フィルハーモニックのコンサートにて、演奏中に客席からiPhoneのマリンバが鳴ってしまいました。(ソース：CNET)

マーラーの交響曲第９番、最後のクライマックスを過ぎたあとの「音楽と静寂が交互に訪れる」という非常にデリケートなシーン。

そんな中マリンバはしばらくなり続け、「これでは演奏にならない」と判断した指揮者はタクトを下ろします。

鳴らしてしまった人物は、伝えられたところによれば、初老の男性だったとか。

「1000ドルの罰金だ！」　「つまみ出せ！」観客席から怒号があがります。

指揮者であるアラン・ギルバート氏は、演奏を中止した後、その初老の男性に対してこう尋ねます。

「もう一度鳴ってしまうことはありませんか？」

「鳴りません」と男性。

ギルバート氏は観客に対して、こう謝りました。

「ごめんなさい。普通はこのようなことが起こった場合、無視をするのがベストなんです。演奏を中止するくらいなら、放っておいたほうがいい。ただ、今回は許せないほどひどかった。」

その後、ギルバート氏は演奏を再開し、客席から拍手が沸き起こります。

ニューヨーク・フィルハーモニックに大迷惑をかけてしまったiPhoneのマリンバ・・・。いえ、悪いのはいつも人間です。

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